犬・猫の尿検査
- 2023年1月22日
- 読了時間: 1分

昨年末から排尿トラブル(症状)で来院されるワンちゃん・ネコちゃんが増えています。
例えば、何回もトイレに行って排尿姿勢をとるが尿が出ない(出が悪い)、部屋中に少量の尿(トイレの失敗)、血尿がある、尿が濁っていたり・キラキラしている、多飲多尿があるなどです。
その原因として、
犬・猫で多いのは細菌性もしくは非細菌性の膀胱炎や結晶・結石による尿路閉塞などの下部尿路疾患です。尿路の閉塞を伴った場合は、処置が遅れると尿毒症や死に至るリスクも高くなります。
排尿トラブルになる前に、
予防・早期発見を目的とした、尿検査をおすすめしています。
尿検査項目(院内)
▶一般性状
尿の色調・混濁度など
▶尿比重
▶尿試験紙
蛋白・尿pH・潜血・尿糖・ビリルビン・ウロビリノーゲン・ケトン体など
▶尿沈渣検査(顕微鏡観察)
腎尿路組織からの脱落上皮・炎症細胞・細菌・結晶成分などの有無

お家での予防対策
ワンちゃん・ネコちゃんの尿の回数・量・色調や飲水量などを定期的に確認しましょう。
*お誕生月のワンちゃんを対象とした「お誕生日健診」もぜひご利用ください。

Comments