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春 予防を始めましょう

  • clover-ah
  • 2022年3月12日
  • 読了時間: 2分

ぽかぽかと心地よい春の陽気になり、ワンちゃんとのお散歩も楽しくなる季節になりました。


一方でワンちゃんの天敵ともいえる虫たちも活動を始めます。

ノミは気温13℃で活発化し、蚊は15℃以上になると吸血を始めるといわれています。

また、20℃以上、湿度60%以上でダニが繁殖しやすくなります。


今回はワンちゃんのフィラリア症とノミ・ダニ予防対策のお話をします。


♦フィラリア症

蚊が媒介する代表的なワンちゃんの病気です。フィラリア(犬糸状虫)が肺動脈や心臓に寄生することにより発症します。

フィラリア症予防薬を毎月1回、1カ月間隔で投薬することにより予防できます。


Q フィラリア症予防のお薬を投薬する時期は?

蚊の発生から1か月後から開始し、蚊が確認されなくなってから1か月後までを目安に、

当院では4月~12月までを投薬推奨期間としています。

感染リスクをなくす、投薬忘れを防ぐなどの理由で通年投与もおすすめしています。


Q なぜ予防薬の投薬前にフィラリア検査するの?

予防薬投与前に必ず血液検査を行い、ミクロフィラリアがいないことを確認した後、投薬を開始します。フィラリアに感染していることを知らずに予防薬を投薬すると、元気消失、食欲不振、大静脈症候群などの症状が現れることがあります。

また、前年までの予防効果を確認することができます。

予防薬を通年投与しているワンちゃんは検査の必要はありません。


♦ ノミ・ダニの感染

ワンちゃんに痒み、貧血、皮膚炎などの症状を引き起こします。

また、マダニは多くの病原体を媒介します。

犬のバベシア症、人のライム病・日本紅斑熱・SFTS(重症熱性血小板減少症候群)など様々な感染症が報告されています。

「ワンちゃんに感染させない・家に持ち込ませない・人に感染させない」対策が必要です。


いずれもお薬で予防できる感染症です。

春 予防を始めましょう! 




フィラリア症予防、ノミ・マダニ駆除、お腹の虫の駆除が同時にできるオールインワンタイプのお薬(ネクスガードスペクトラ資料より)



『ネクスガードスペクトラ』と『クレデリオプラス錠』

当院では、オールインワンタイプの予防薬をおすすめしています。

毎年ご好評いただいているプレゼントやスタンプカード割引もあります。


春の健康診断実施中:検査センターキャンペーン期間の3月~7月まで

フィラリア検査と同時に血液検査を行い、健康チェックをしましょう。




*待合室の密集防止のため、電話によるご予約をお願いしております。

4月12、14、17日の午前の診察は、狂犬病集合注射のため休診となります。





 
 
 

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